EC部門がコントロールする実店舗展開こそ今後のトレンドか?

EC部門がコントロールする実店舗展開こそ今後のトレンドか?

ECサイトだって立派な店舗です。今や、実店舗を持たずオンライン上だけで商売をする事業者は多くいます。ただし、ある程度の規模まではこの考え方でもいいと思いますが、大企業を中心に少しその認識も変わりつつあるように思えます。例えば、その兆候として例に挙げられるのが米国アマゾンの実店舗、楽天による楽フェスなどWEB上でしか存在しなかったモールがリアルに進出してきたのです。巨大モールだけではありません。今まで実店舗を持たなかった夢展望が渋谷パルコに出店したり、DHOLICがSHIBUYA 109に期間限定出店するなど、確実にEC専業だった企業がリアルに進出してきています。

そもそも論ですが、何故にECだけでいいのでしょうか?そこには、路面店にかかるコスト(店賃・人件費等々)の節約というよりも、インターネット上には無数の人がいて、集客経路次第では無数に顧客を呼び込めるからという理論があったはずです。確かに、プロモーションがよければ実店舗以上に集客することも可能でしょうが、集客が青天井で続けられるとは思いません。実際に、そういう点を感じた企業が上記のようにリアルに進出してきているのですから。

実店舗におけるブランド認知や商品提案力はWEBではできません。誰だってネット通販で買ったものが「これじゃない…」と思うものだったことは経験があるはずです。また、逆もしかりで通販で買った実物に触れてファンになるということだってあるのです。サンプル配布ができるものならECサイトのみの事業展開もありでしょうが、そうでなければやはり店舗の力は大きいものとなります。究極の所、店舗で収益がトントンでも、自社ECサイトに集客できればプラスにすることは可能です。

あくまでこの考え方はECサイトが主導になるので、しっかりとした店舗作りをしなければなりません。ASPレベルの店舗ではなくて、クラウドECレベルでサイトを構築しましょう。メルカートでネットショップ作成をするといいでしょう。ベースは何といってもあのecbeingです。セキュリティ面や機能・品質どれをとっても申し分ないでしょう。もちろん、将来的に収益が上がればその上位であるecbeingにアップグレードすることもできます。

今後はこういった、リアル店舗フックのECサイト誘導についてはトレンドになる可能性は十分あると思います。

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